絵本作りプログラム詳細
絵本作りプログラムは “自分のストーリー” を絵本の世界で表現します。
完成絵本は他の参加者と交換鑑賞を行うことで、自己理解・他者理解を深める体験に繋げます。

絵本作りプログラムとは
絵本作りプログラムは、絵本を作る創作活動に心理学やコーチングの要素を取り入れたプログラムです。
上手な絵本を作ることが目的ではなく、その人の過去のストーリーを表現し、様々な気づきを得ることが目的です。
その為、絵本制作過程では一方的に教えたりアドバイスを行うティーチングはなく、傾聴、承認、質問などコーチングを重視して気づきを促し、“自分のストーリー“を表現できる様にサポートします。
完成絵本は他者と交換鑑賞を行います。自分の絵本をきっかけにして自己開示が行いやすくなり、他者の感想からより深い気づきを得ます。他者の絵本を読むことで他者理解にも繋がります。

絵本作りプログラムによる意味のある変化

1.自分と向き合う
過去のストーリーを思い出し、絵本として表現する過程は自分と向き合う時間となります。
自分が本当に大切にしていること、強みや可能性に気づくことがあります。
2.自己開示
絵本作りという優しい空間で、“自分の絵本“をきっかけにして自己開示を行いやすくなります。
自己開示を行うことで相互理解に繋がります。
3.共感
他者の絵本を読むことで、その人の思い出や、生き方、価値観に触れることができます。
絵本を通した暖かな表現によりその人を理解するきっかけになります。
絵本作りプログラムの4STEP
STEP1.自分の強みや出来事を元に、絵本のテーマを考える

自分の強みや人生を変えた出来事など、過去の思い出を絵本のテーマにします。
親に褒められたこと、友達のために行動したこと、ペットとの思い出、何でも良いです。
STEP2.テーマを元に絵本を描く

テーマを元に絵本を描きます。
自分のストーリーを絵本で表現する過程はかけがえのない体験になります。

絵本作りプログラムにチャレンジしたいけど、「絵を描くのが苦手」という方は、図形を組み合わせた簡単な描き方や、思い出の写真を貼ってコラージュするという作り方もあります。
苦手な方もチャレンジしやすい環境をご用意しております。
STEP3.製本をして絵本が完成

世界で一冊の絵本が完成します。
絵本になることで、他の人に読んでもらえたり、後で自分で読み返したりすることができます。
STEP4.参加者と交換鑑賞

絵本は他の参加者と交換鑑賞を行います。
それぞれ絵本を読んだ感想を伝え合い、対話する中で新しい気づきや発見を通して、自己理解・他者理解に繋げます。