絵本作りプログラムとは


絵本作りプログラムの効果


1.自分が大事にしている価値観を知る(自己理解)

絵本作りは、ストーリーや文章を考え、絵を描き、世界で一冊の絵本を作る創作活動です。完成までに様々な工程があり、ストーリーひとつとってもファンタジー絵本、思い出絵本、図鑑絵本、自分の心の中を描いた絵本、様々なパターンがあります。
絵や構図も、その方によって表現は様々です。大きくダイナミックに描く、繊細で細やかに描く、写真や折り紙で表現することも自由です。
この様に、絵本作りには「その方らしさ」が表現される要素がたくさんあります。
完成絵本は「その方にしか描けない」ものであり、その方の好きなこと、価値観や考え方、その方自身が表現されています。
描いている本人も、絵本の制作過程で改めて「自分の好きなこと」、「自分が大切にしていること」に気づくこともあります。
これは自己理解に繋がるものであり、とても大切な時間だと考えます。

2.心の交流と共感(相互理解)

絵本作りプログラムでは完成絵本を他の参加者に読んで聴いてもらいます。自分らしさが表現された絵本は、その人そのものです。
人前で自分のことを表現することが苦手な人でも「絵本」というかたちになることで、自分の表現が伝わりやすくなり、その場の雰囲気も暖かくなります。こうした、心理的安全な環境の中、その人らしさが表現された絵本を読み合うことで、絵本を通した共感が生まれ相互理解に繋がります。

例えば、子どもの描いた絵本を読んだ保護者や先生方から「子どもがこんなストーリーを描けるなんて知らなかった」と驚かれることも多いです。子どもが普段、言葉では表現していない価値観や考え方に、絵本を通して触れることができたそうです。

3.人と人とのつながりをつくる

絵本は幅広い年代の方に親しまれています。企業、団体、地域、学校、イベント、様々な活動の中で絵本作りを通して、世代を超えた人と人とのつながりを生み出します。

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