絵本

えほん展を終えて

先日、手作り絵本の展示会「えほん展」が無事に終了致しました。

「手作り絵本ってこうやって作るんですね」「私もつくってみたい」期間中は多くの方がご来場下さり、様々な感想がとても嬉しかったです。

手作り絵本に出会うまで「絵本を作る」という発想はなくて「絵本は読んで楽しむもの」と思っていました。

手作り絵本の世界に出会いは、絵本を「読む」だけでなく、「作る」楽しさを知ることができました。

絵本は手作りできる

手作り絵本の工程は大きく分けると2工程です。

  1. 絵本の物語をつくる
  2. 製本する

①は絵本の物語をつくります。キャラクター、ストーリー、文章、構図。絵本の基礎を学び、表現していきます。
②の製本では、完成した物語を「本」のかたちに仕上げていきます。

多くの方がこの製本作業は未経験なので未知の世界かと思います。私たちもそうでした。

2人とも工作は苦手だったので最初はとても大変でした(笑)

りえ
かず

でも、徐々に上手くなっていく達成感があり、「面白い」と思えるまでになりました。

おかげで苦手だった工作が得意に!!

りえ

こうして苦手な工作も克服して、初めて作品が「本」となって完成したときの感動は今でも忘れられません。

発信することの大切さ

こうして手作り絵本の楽しさに魅了された私たちは、手作り絵本の展示会「えほん展」や美術の祭典 東京展に出展。

同時にinstagram、note、Twitterで作品の発信も続け、コメントも参考にさせて頂きながら作品力を高めていきました。

そんななか、手作り絵本教室のご依頼を頂くことに。

夢中になっていた手作り絵本が仕事になったのです。

楽しい手作り絵本教室の様子もまたいつか投稿したいと思います。

こうして迎えた2度目の「えほん展」では、「かいねこきぶん」を出展させて頂きました。

ご来場の方々から「感動した」「泣きそうでした」といったご感想を頂いたり、購入して頂いたり、こちらが感激で泣きそうでした。

そして、SNSでも作品を公開していたのですが、「作品を購入したい」と多くのお問い合わせを頂きました。

とても嬉しかったのですが、手づくり製本なので機械での製本に比べ、どうしても粗さは残ります。展示会では実際に手に取ってみて、それらを含めご納得して購入して頂けるのですが、それができない場合、「もしかしたらお客様をがっかりさせるかもしれない・・・」と悩みました。

そこで出版という形で均一のクオリティで皆様にお届けしようと思いました。

そして、「かいねこきぶん」は2022年3月2日(水)Amazonで発売しました。

出版なんてまだまだ先の話で夢だと思っていたのですが、作品を発信していたおかげで私達の夢がひとつ叶ったのです。

作品を発信する事の大切さを実感しました。

さいごに

私達は手作り絵本を通して、絵本教室、出版と新しい道が開くことができました。

まだまだ奥が深い手作り絵本の世界、これからも学びながらブログにて発信していきたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

-絵本